
うまくいく方法ないかしら・・




子供が育つ魔法の言葉
「大好きだよ」
目次-Contents-
子供に「大好き」を伝えていますか?
私は意識して言い始めるまで、あまり口に出して言うことはなかったです。
「自分の子供なんだから好きに決まってる」
「そんなの言わなくてもわかるでしょう・・」
そういう思いがあったんだと思います。けれど、意識して言うようになってから、びっくりするくらい、子供との関係が変わり始めました。
思っているだけではダメ、「言葉にして伝える」
それって、子供だけじゃなくて私たち大人も同じですよね。言葉にしてこそ、初めて伝わる想いがあります。大切なのは、きちんと言葉にして「大好きだよ」と伝えることなんです。
- 朝起きたとき
- 抱っこしたとき
- ご飯を食べているとき
- お風呂に入っているとき
- いっしょに遊んでいるとき
- 寝るとき
どんな時でもいいんです!
私は気づいた時に、ちゃんと「大好きだよ」と言葉にして伝えるようにしました。
毎日毎日、少しずつ意識して続けたのですが、これを続けていくうちに、不思議と良い空気が家の中に流れるようになりました。
この不思議な力には正直びっくりしました。
まず、子供が明らかに変わりました。そのおかげで日々のイライラが激減し、自分自身がとても穏やかになりました。子どもに感謝できるようになり、そして何より、そういう風に思える自分自身を好きになれるようになったんです。これは自分にとっても大きな前進だったと思います。子供の存在がとても大切に感じられるようになり、そんな自分の事が好きになり、それが良いサイクルになって回り出すのです。
すると、今までは意識して言っていたセリフが、意識しなくても口から勝手に出てくるようになるのです。自然に出てくるようになったら、そこからはみるみるうちに子供との関係が良くなっていきました。
【多くの研究で検証済】ママの声や言葉には、すごい力があります
ママの声や言葉には子供の精神を安定させる力があります。そして、愛情と信頼を築く魔法の力があります。私も子供の発達に関する本を何冊も読みましたが、これは多くの研究からも明らかになっているようです。
子どもの脳の発達に「母親の声」が大きく影響している(米研究結果)
幼少期の子どもにとって母親の声が最も重要なコミュニケーションツールであることの証明が、精神を安定させリラックスできる効果にあるようです。
ママの声は、子供が発達していくうえで精神的な安定を与えたり、脳の発達そのものに大きく影響しているようです。だからこそ、日頃から安心できる言葉を伝えたり、ゆっくりと成長を見守るような声かけをしていきたいですよね。そんな声かけの中でも、「大好きだよ」は最強の言葉だと思います。ママの声で「大好きだよ」と言われると、子どもの中には大きな安心感が生まれます。「ここにいて、いいんだ」という肯定感が生まれ、心から安心できるんですね。それが、子供が成長できる大きな理由なんだと思います。
「大好きだよ」に隠された重要なメッセージ|安心できると、子供は頑張れます
「大好きだよ」=「ここにいていいんだよ」のメッセージなんですよね。そのメッセージは、子供が何かを頑張った時ではなく、むしろ、何気ない生活のシーンでこそ伝えたい言葉です。そこには何の条件も付いていないことがとても大切だからです。無条件に「ここにいていいんだよ」と、いつも自分の居場所がある子供は心から安心でき、そして自分を信じる力(=自信)のある子に育ちます。いつも安心できていることで、自己肯定感が高くなり、いろんなことにチャレンジしたり、いろんなことができるようになります。
- 安心しているから、どんなことにもチャレンジできます。
- 安心しているから、いろんなことが頑張れます。
- 安心しているから、自分以外の人にも優しくできます。
- 安心しているから、いつも自分の気持ちを大切にできます。
「大好きだよ」は子供が育つ魔法の言葉|先に与えることから始める
自分の身の回りのことができたり、進んでお手伝いができたり、お友達と仲良く遊べたり、いざという時にも我慢ができたり・・・そういう私たちが望んでいる子供の姿は、日々の「安心感」があってこそできること、だと思うのです。
子供への理想を先に望むのではなく、私たち母親が、先に子供へ与えるところから始めることが、とても大切だと思うのです。だからこそ、もっともっと「大好き」を伝えていきたいですね。