こんにちは!
子どもを育てていると、毎日いろんな問題が起きますよね。
初めての子育てならなおさら、なぜうまくいかないのか、自分は正しいのか、一体何が正解なのか・・・いろいろな子育ての問題にうまく対処ができず、行き詰まってしまうこともあると思います。
今日は、そんな子育てママの心の支えとなる、おすすめの一冊をご紹介したいと思います。
子育てに悩んだ時に、あなたは誰に相談しますか?
子育中のママって、しばしば「悩んだ時に誰に相談しますか?」という質問を目にしませんか?子どもの健診時のアンケートなどでは必ず聞かれる項目なので、一度は目にしたことがあると思います。
「あなたは子育てで悩んだ時に誰に相談していますか?」
ほとんどの人は、配偶者(夫)や母親、兄弟姉妹やママ友などではないかと思います。私もそうです。
相談相手がいることはとても恵まれた環境なのですが、相談してもなかなかまっすぐ「答え」に行き着くことってありませんよね?
私は相談して答えを見つけるというより、一緒に悩んで共感してもらって終わる、みたいな繰り返しでした。結局、自分の悩みに対する「答え」が何なのかわからないので、フワフワした状態のまま、また同じようなことで悩んだりしていました。
そんな私に、まっすぐに「答え」をくれたのは、夫でもママ友でもなく、一冊の「本」でした。まさかこんな身近にある本が、自分の子育てに大きな前進を与えてくれるとは思いもよらなかったので、その時には目から鱗のような感動がありました。
まさに、私が欲しかった答えがそこにはありました。
児童精神科医の佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」という本です。
佐々木先生は数多くの育児書を書いたことでも知られていますが、どの本の中でも佐々木先生らしい優しい口調で、子どもを育てていく母親に向けたメッセージをわかりやすい言葉で書かれています。
佐々木先生は本の中で、一貫して「大人の思いどおりに育つのが良い子どもではない」というメッセージを伝えています。
子育てが思うようにいかないと悩む親たちの間で、主に口コミを通じて広がり、今もなお、子を持つ母親を中心として大きな心の支えとなっています。
我が家は、夫も一緒に読みました。
夫婦で読むことで、育児についての考え方や想いを共有することができます。
夫は、「お母さんになる人は絶対読んだ方がいい!」と妊娠中の友達にもオススメしていました。それは、決して上からの発言ではなく、母親という存在が子どもにとって圧倒的な存在である為、絶対に男にはかなわないから、という考えがあったからのようです。
私は、佐々木先生の講演会やセミナーにも参加し、実際にお会いしてお話を伺ったことがあります。
佐々木先生はとても優しい口調で、何度も何度も繰り返し大切なことを教えてくれました。
ご病気のため、81歳で亡くなられていますが、今でも息子さんがブログを更新され、佐々木先生の残した多くのメッセージや学びを発信されています。
ご興味のある方はご覧になってください。
いろいろな答えが見つかると思います。
私は、佐々木先生のブログをブックマークに登録し通勤時によく見ていたのですが、子育て中の自分の心に響く言葉がいくつもあり、電車の中で何度も涙しました。
色々な角度から自分の子育てを見つめ直すきっかけになるので、とてもオススメです。
佐々木先生のブログを読んだ日は決まって「よし!!頑張るぞ」と、母親でいられることの喜びと決意が心の底から湧き出てくるような気がしました。
世の中にはいろいろな育児書があり私もたくさんの本を読みましたが、正直なところ、この一冊に全ての答えがある気がします。
悩んでいるママの背中を、「それでいいんですよ」と、そっと押してくれる存在です。