くらし 子育て

散らかった部屋が一瞬で素敵に見える魔法

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子どもと一緒に暮らしていると、何かしら毎日「片付けている」気がしませんか?
あっちこっちにおもちゃや絵本が散らばっていて、うんざりする時もありますよね。

今日はそんな日常の風景が一瞬で「素敵」に見える、魔法の哲学をご紹介します。



考え方を変えるだけで、一瞬でイライラが消える

私は自分がイライラした時や辛いときには、「見方を変えてみる」という癖をつけています。ものごとには、いろいろな角度からの見方や捉え方があると思うんです。今私にとってイライラすることが、ある人にとっては全然イライラしないことかもしれないし、今私にとって辛いことも、ある人にとっては楽しめることだったりするかもしれません。

イライラしていることや辛いことを見つめ直し、その見方を変えてみる。実はこれ、とても簡単なことなのですが驚くほど効果があって、2秒前のイライラした自分が嘘のように、あっという間に別の自分に生まれ変われるんです。(本当なんですよ)

いつも私をイライラから救ってくれる「ある言葉」

独身時代に、江國香織さんの小説で落下する夕方という作品を読んだことがあって、その中に出てくる言葉が、今なお私の中に生き続けているんです。結婚し、子どもを育てる日々の中でも、たびたび思い出されるその言葉。

それは、「清潔は孤独」という一文です。

「落下する夕方」あらすじ

梨果と八年一緒だった健吾が家を出た。それと入れかわるように押しかけてきた健吾の新しい恋人・華子と暮らすはめになった梨果は、彼女の不思議な魅力に取りつかれていく。逃げることも、攻めることもできない寄妙な三角関係。そして愛しきることも、憎みきることもできないひとたち…。永遠に続く日常を温かで切ない感性が描いた、恋愛小説の新しい波。

この小説の中に、こんなシーンがあります。8年一緒に過ごした彼が突然家を出たことでショックを受けた主人公(梨果)が、その気持ちを切り替えるように部屋の掃除をします。自分が綺麗に片付けさえしていれば、それ以上は絶対に散らかることのない部屋。そこで主人公はふと思うのです。

「清潔は孤独」だと。

もうなんというか・・・この一言は本当に心に突き刺さりました。

私は子どもが散らかした部屋をみると、いつもこの言葉を思い出します。そしてこう思うんです、「一人じゃなくてよかった…」と。たったこれだけで、子どもが散らかしたおもちゃさえ心から愛おしく思えるのだから本当に不思議です。

私たちはいつも、超個人的な色眼鏡を通して世界を見ている

これは7つの習慣という本に書かれている内容ですが、子育てにおいても、とても参考になります。

私たちは物事について「あるがまま」(真実、事実)を見てはおらず、常に「パラダイム」(色眼鏡、個人的思い込み)を通して見ています。そのため自分の「パラダイム」を理解し、それを意志をもって転換(パラダイム・シフト)させることができれば、世界は常に良い方向に変わっていきます。

7つの習慣はビジネス書ですが、子育てをする母親にとっても新しい気づきがあったりします。(というか、結局のところ、子育てもビジネスも人生を歩んでいくという前提において、目指す理解はほとんど同じだったりするんですよね)

「見方を変えてみる」

たったこれだけで、子どもたちが散らかした部屋がとても素敵に見えてきますよ。

ぜひ、お試しあれ〜

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